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マレーシアのコタキナバル・日本に近い感覚でお肉が買えるおすすめの店

ステーキ

東マレーシアと呼ばれるボルネオ島。その北側にあるサバ州の州都がコタキナバルです。ここには多くの外国人が住んでいます。

そのため輸入ものを扱う店がたくさんありますが、お肉に関してはどこでも同じものが手に入るとは限りません。日本と同じようにさばいてある肉を購入できるところは限られています。

また、質の良悪もあります。買ったけれど臭くて食べられない、固くて食べられないということも多々あります。

この記事では、日本に近い感覚で買い物ができるお店(スーパーマーケット)を紹介します。

※MYR1=約2.7円

DESA

DESA

サバ州のキナバル山の麓などに養鶏所を持つDESAは、コタキナバルのリカス近辺で2店舗営業しています。1店目はリカス地区のプラザジュタという区画、もう1つはダマイという区画です。どちらも「ショップロット」と呼ばれる商店街エリアにあります。

肉

ここでは、他店にはない骨なし鶏モモ肉やささみが手に入ります。骨なしと言っても一部残っていることがほとんどですが、ある程度まで処理をしてくれているので丸ごと1羽買って自分でさばく必要はありません。

他にもチャンク、ミンチ、鶏足など、鶏なら大抵ここで揃います。すでに調理された丸焼きもあるので買って帰ってそのまま食べることも可能です。時々牛肉も売っています。

他のスーパーにも卸しており、ブランド名「DESA」と記載された商品を他店でも見かけます。鶏肉以外にも、マレーシアの唐揚げ粉、一部野菜、調味料も扱っています

調味料

車はどちらの店舗もショップロット内に停められます。パーキングチケットが必要になります。

DESA fresh meat(Damai) 

  • 住所:Damai Plaza Lot.26,GF Block C,Luyang 88000 Kotakinabalu Sabah
  • 電話番号:088-287231
  • 営業時間:午前9:00〜午後8:00

DESA fresh meat(likas)

  • 住所:88300, Lorong Juta, Kampung Likas, 88450 Kota Kinabalu Sabah
  • 電話番号:088-380806
  • 営業時間:午前9:00〜午後9:00

Merdeka Supermarket

Merdeka Supermarket

ここはリカスから車で20分ほどかかります。片道6kmの距離で、渋滞もひどいのにわざわざここまで来る理由は、牛挽肉を売っているからです。いくつもスーパーをはしごして買い物をしていますが、牛挽肉を扱っているのはここだけです。

全て量り売りなので希望のkgやgを言うとビニール袋に入れてくれます。鶏ミンチやステーキ用にカットされた羊肉、DESAのもも肉も置いています。数は少ないですが牛肉も扱ってます。この店に限らず牛肉はほぼオーストラリア産です。

オーダーするときは普通に one kilogram(ワンキログラム)でも伝わりますが、one kg(ワンケージー)または1kilo(satu kilo/サトゥ・キロ)と呼ぶのが一般的です。satuはマレー語の1という意味です。500gの場合はharf kilo(ハーフキロ)です。

肉

隅のほうにひっそりと豚肉も扱っており豚挽肉も時々置いています。ムスリムの人たちが食さないノンハラルなので別冷蔵庫(写真、奥の白い冷蔵庫)に隔離されています。

豚挽肉の質は脂身ばかりなこともあるので質が良いものが置いてあったら「ラッキー」程度に思っておきましょう。

お菓子作りの材料も充実していますし、中華系地区なので、野菜の種類も他の地区とは少し異なり、日本人に扱いやすいものが多いです。レンコンやじゃがいも、きれいなホールトマトが並んでいることもあります。

無料の駐車場が敷地内にあります。割と混んでいますが、買い物の人だけが停めるので回転が良く、少し待てば駐車できます。

Merdeka Supermarket

  • 住所:teck Guan Villa,Mile 3 Penampang Road 88300 Kota Kinabalu Sabah
  • 電話番号:088-216601
  • 営業時間:午前8:00〜午後10:00

The Meat Shop

The Meat Shop

イスラム国家としてはおそらく珍しい、豚専門店です。ありがたいのは「shabu-shabu」とシールの貼られたスライス肉です。

肉は基本的に骨が付いている方が良いとされ、また、スライスは専用の機械がないとできないため、スライス肉は他では見かけません。

スライス肉なのに骨が少し残っていたり、扱う人の気分なのか腕なのか、多少厚切りなこともありますが、「shabu-shabu」のシールが貼られた薄切りの豚肉は日本人にとってはかなり貴重ではないでしょうか。

肉

それ以外にもヒレ肉、ミンチ、豚の鼻、内臓、ときには耳までと豚の全てが揃います。

表記は中国語と英語になります。調理方法に困ったら、店内にレシピ本があるのでそれを見たり、店員に聞いても良いでしょう。日本にいるとあまり意識しませんが、豚肉が冷蔵庫に入っていると意外と重宝します。

冷凍パックされて売られているものと生肉がありますが、毎週火曜日は仕入れがないので冷凍肉のみになります。

場所はMerdeka Supermarketと同じ敷地内にあり、無料の駐車場があります。

The Meat Shop

  • 住所:No.2,GF,Teck Guan Villa LR Tupac,Mile3,Penampang road 88200 Kota Kinabalu Sabah
  • 電話番号:088-88200
  • 営業時間:午前9:00〜午後6:00/日曜・祝日:午前9:00〜午後12:00

Hong Seng

Hong Seng

こちらは冷凍専門店です。ラム肉や牛肉を扱っていますがオーストラリアからの輸入で、冷凍されているのが基本です。とにかく大きいかたまりなのでなかなか手が出ませんが、ステーキ用に切られたものやミンチも売っています。

値段は高めで1kgあたりMYR75(約2,000円)からMYR130(約3,500円)を超えるものまであります。部位によって異なるので気をつけて選びましょう。

冷凍食品

魚、フライドポテトなどの冷凍品や、味付けに使える調味料も売られています。ダマイ地区のショップロットにあります。

Hong Seng

  • 住所:No.19 & 20, Ground Floor, Blok D, Phase 3, Luyang,,Jalan Damai, 88300 Kota Kinabalu, Sabah
  • 電話番号:088-235911
  • 営業時間:午前8時30分〜午後5時30分
  • 定休日:日曜日

まとめ

DESA

目的のものを手に入れようとすると一ヶ所では買い物が済まないため、肉類は1週間分ほど買いだめして冷凍保存しておくと便利です。日本のようにきれいに処理されておらず、一度洗ってからの調理をおすすめします。

他のスーパーマーケットでもお肉は置いていますが、常に欲しいものが手に入るとは限りません。今回紹介したお店は回転も良く、安心して購入できますのでご参考にして頂ければと思います。

暑い国なので、お肉の買い物時はクーラーボックスの持参を忘れないようにしましょう。

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マレーシア生活・就職HACK編集部
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