グルメ

マレーシアのイポー・美食の街のおすすめの店はここ!

レストラン

マレーシア第3の都市といわれるペラ州のイポーは、19世紀に錫(すず)鉱山の街として栄えました。鉱山の働き手としてインドや中国から人を多く受け入れたため、華人が多い街としても有名です。

食べ物がおいしいのは華人が多いからだけではありません。この辺りは険しい山に囲まれた地形で、硬度の高いおいしい水が重要な役目を果たしています。

今回は「レストラン・カム・ワン・アレカ・セレラ(Restran Kam Wan Areka Serela)」というフードコートをご紹介します。

1MYR(リンギット)=約25円

フードコート「Restran Kam Wan Areka Serela」

フードコート「Restran Kam Wan Areka Serela」

注文方法

イポー郊外のイポーガーデンという地区にある、屋台フードコート。
店員とのやりとりが全て中国語のほど、店は地元の華人であふれています。

人気店のこの店は、テーブルを押さえるのに一苦労ですが、注文はとても簡単で、各店が違うものを提供しているので何が食べたいか決めて、注文をしに行くだけです。

料理は注文時にテーブルナンバーを言えば届けてくれて、1店ごとにテーブルで会計。飲み物はテーブルに着くと、すぐに注文を取りにきてくれます。

行き方

イポー市街地から4キロメートルほど離れているので、タクシー移動がおすすめ。時間帯や道の混み具合によって料金は変わりますが、Grab TaxiでMYR6(約157円)程度です。

市バスだと、F101aというバスに乗車し、「Jalan Datu Lau Pak Kuan」で下車します。

バス停からは徒歩3分ほどですが、バスが走る大通り沿いの裏手になるので見つけにくいです。近くにいる人に聞いたり。Ggoogleマップを利用しましょう。

絶対に食べたい「タウゲ ・アヤム」

タウゲ ・アヤム

タウゲ ・アヤムとは?

イポーで有名なチキンライス。マレー語でアヤムは鶏、タウゲ はもやしのことです。

他の都市での呼び名は「チキン・ライス」もしくはマレー語で「ナシ・アヤム」ですが、これにもれなくもやしが付いてきます。水がおいしい地域ので、もやしがとにかくおいしいのです。

おすすめの理由

イポーでタウゲ ・アヤム(チキン・ライス)を頼むとどの店でも必ずもやしが付いてきます。

老舗店はイポー市街地にもたくさんありますが、この店がチキンのタレ、もやしのタレ、ごま油飯の味、ダントツでおいしかったです。

  • 一人前(チキン、油飯、もやし、スープ):MYR11(約288円)

餃子

餃子

海鮮餃子、肉餃子、ニラ餃子が各5個ずつ、合計15個の餃子が一皿に盛られています。

あんかけ海鮮はしっとり、ニラ餃子はもちもち、肉餃子はパリっと焼かれていて、餃子だけを食べていても飽きません。

  • 一皿:MYR18(約472円)

クレイポット

クレイポット

イポーの有名料理で、一人用土鍋にチキンやシーフードなど好きな具とご飯を選んで調理します。味の染み込んだ焦げたご飯が香ばしくてとてもおいしいです。

他の土地でもイポークレイポットは食べられますが、本場で食べる味は格別。トムヤムが好きな方は、トムヤムクレイポットがおすすめですよ。

  • 一人前:MYR8〜MYR15(具材によります)(約209〜393円)

マレーシアのカキ氷「アイスカチャン」

アイスカチャン

マレーシア全土で食べられるアイスカチャンは「ABC(エービーシー)」と呼ばれ、コーンや小豆、「チェンドル」がトッピングされています。

チェンドルとは、東南アジア発祥のお菓子で、米粉やココナッツミルクが原料です。ここのABCは黒糖ソースがかかっていて甘さがちょうど良く、氷もおいしいためか手が止まりません。

  • 1つ:MYR3.5(約91円)

ホワイトコーヒー

ホワイトコーヒー

ホワイトコーヒーって何?

イポー名物の一つがホワイトコーヒーです。ミルクが入っているからホワイトコーヒーと思われがちですが、豆の煎(い)りを半分で止めるので、ホワイトなのだそう。色が白っぽいのもそのためです。

マレーシア全国チェーン店の「Old Town White Coffe」のOld Townはイポーのオールドタウンのことで、他にも老舗店はたくさんあります。

ホワイトコーヒーはどこで飲んでも同じ?

どこでも飲めるホワイトコーヒーですが、地元の人に人気が高い店は限られているようです。

色は白いけど味は濃いコーヒーなので、濃さと甘みのバランスが悪いと感じる店もありました。

Restran Kam Wanのコーヒーはコクもあり、後味がスッキリしていておすすめです。

  • ホット:MYR1.8(約42円)/アイス:MYR2(約52円)

まとめ イポーの食を満喫しよう

レストラン

海外だと口に合わないものが必ずあるものですが、イポーに関しては何を食べても「おいしい」の一言に尽きます。

特に、こんなにおいしいもやしを食べたのは生まれて初めてでした。
ただどの店も一品料理屋なので、一緒にいる人と食べたいものが分かれて困る場合もあります。

ここのフードコートならば、それぞれが好きなものを選ぶことができますし、マレー料理からタイ炒飯まで種類も豊富なので、少しずつ試すこともできます。

地元で有名なフードコートなだけあって、何を食べても外しません。
少し遠くても、絶対に行きたいお店です。

基本情報

  • 店名:Restran Kam Wan Aneka Selena
  • 住所:Taman Canning, 31400 Ipoh, Negeri Perak,
  • 営業時間:17時30分〜23時30分
  • 定休日:なし
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マレーシア生活・就職HACK編集部
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