マレーシアの工芸品が一同集結のナショナルクラフトデーに行ってみた！

マレーシアのクアラルンプールで毎年開催されるナショナルクラフトデーというのを皆さんご存知ですか？これはマレーシアの各地から様々な工芸品が集められ、展示・販売される1年に1度の大きなイベントです。

生産者から直接購入することができるので、販売における中間マージンが発生せず、お得に買い物ができるのも魅力です。特に、マレーシア旅行リピーターの方で、有名どころは行きつくしてしまった……という方にぜひ知っていただきたい！

今回は、お得な掘り出し物が見つかるナショナルクラフトデーについてご紹介します。

ナショナルクラフトデーとは

先述の通り、マレーシアのクアラルンプールで毎年開催される工芸品の展示・販売会です。女性に人気のカゴバッグやアクセサリーをはじめ、マレーシア原産の木材を使った家具、マレーシアの民族衣装など、工芸品の種類は多岐に渡り、男女問わず楽しめるイベントです。

クアラルンプールの中心地で、最寄駅のラジャ・チュラン（Raja Chulan）駅から徒歩15分ほどの場所にあるクラフトコンプレックス（Craft Complex）の敷地内にて開催されます。

この時期は常設の工芸店に加え、特設会場が設けられ、たくさんの人で賑わっています。

会場の入り口には大きな会場マップが置かれており、どこで何が展示されているか一目で分かるようになっています。

時間のある方は一箇所ずつじっくりと見て回ることをおすすめしますが、展示内容はエリアごとに分かれているので、時間のない方でもすぐにお目当ての場所に行くことができます。

日本ではなかなか手に入らないイスラミック・カリグラフィーのボードやポーチが販売されています。エキゾチックな雰囲気が漂い、じっくりと品定めをするお客さんで賑わっています。

マレーシアでは、オーダーメイドで仕立てた洋服を着る人が多く、仕立屋も多く存在します。ここでは様々な模様や種類の生地が販売されており、用途に合わせたものを購入することができます。

ローカルの女性だけでなく、日本人の駐在妻や旅行客にも人気のカゴバッグもたくさん売られています。ビニール素材で編まれたバッグは、サイズも豊富で複数買いする方もいますよ。

ターコイズやパールなどの美しいアクセサリー類もたくさん販売されています。お店によっては石やリングの種類を自分で選んでカスタムすることもできます。自分用だけでなく、プレゼントとしても購入される方が多いですよ。

世界でも有数の家具輸出国でもあるマレーシアですが、ここでもおしゃれな間接照明やダイニングテーブルなどが販売されています。大型家具は持って帰るのが難しい……という方には竹で編まれた小ぶりなカゴ製品などもおすすめです。

このクラフトコンプレックスには、マレーシアの工芸品などを扱うお土産さんとして、常設されているお店もあります。特設会場と比べると売り場面積は少ないですが、イベント開催中に間に合わなかった！という方も、雑貨や生地などを購入することができますよ。

クラフトコンプレックスの敷地内にはマレーシアの工芸品の歴史を知ることのできる博物館 MUZIUM KRAF も併設されています。ここでは、マレーシアの伝統的な民族衣装や機織りなど、歴史の移り変わりとともに変化していく様を知ることができます。

カラフルなデザインに目を奪われること間違いなしのおすすめスポットです。

ナショナルクラフトデーは、日本ではなかなか手に入らない工芸品にたくさん出会えて、しかもお得に購入できるイベントです。会場いっぱいに展示された工芸品を見るのに1日では足りない！という方も多く、実際に私も2日連続で行ってしまいました。

生産者と直接やりとりするので、値段交渉ができるのも魅力のひとつです。お店によってはまとめて購入すると値引きしてくれるお店もあるので、お友達と一緒に行くのもおすすめです。常設会場も楽しいスポットがたくさんありますので、ぜひ足を運んでみてください！

名称：ナショナルクラフトデー（会場名：クラフトコンプレックス）
住所：5,Jalan Conlay,Kuala Lumpur,50450 Kuala Lumpur,Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
アクセス：モノレール　ラジャ・チュラン（Raja Chulan）駅から徒歩約15分
営業時間：毎年2月下旬〜3月中旬頃まで（常設会場は月〜日　9:00〜19:00）
電話番号：03-2162-7459
公式サイト：http://www.istanabudaya.gov.my/?p=19831#