ジョホールバル在住者が選ぶおすすめスポット5選

母子留学や海外赴任先として日本人の間で知名度が高まっている、マレーシアにあるジョホールバル。ジョホール州という最南端の州の州都でもあり、首都クアラルンプールに次ぐ第二の大きさの都市です。

ここジョホールバル在住の私がおすすめのスポットをご紹介します。子供から大人まで楽しめる施設から、カップルや友達で行きたい場所まで一挙に5カ所ご案内します。

※1リンギット（RM）＝約25円

子供と行きたい体験型テーマパーク「レゴランド」

2012年にアジアで初めてオープンしたレゴランドは、ほかの国々からも観光客が訪れる大人気スポットです。ウォーターパークも併設しており、日本の名古屋でオープンしたレゴランドとは一味違います。

マレーシアのレゴランドではペトロナスツインタワーやクアラルンプール（KL）タワーといった国内の名所がレゴで再現されています。首都クアラルンプールでの観光スポット巡りを終えてから訪れると、驚きも倍増すること間違いありません。

また、子供が自由にレゴで遊べるコーナーが併設されているので、ゆっくり腰を下ろしながら子供の見守りができるのもうれしいポイントです。

ウォーターパークとシーライフも必見

レゴランドに併設して建設されたウォーターパークも、子供連れのファミリーにおすすめです。

有料のロッカールームで着替えを済ませたら、チケットを購入します。レゴが浮かんでいるプールへ。レゴをモチーフにしたアトラクションも多くあって、小学生以上の子供でも飽きずに丸一日遊べる場所です。

さらに、2019年にオープンしたシーライフと呼ばれる水族館もおすすめです。

歴史があり格安入場料の「ジョホール動物園」

ジョホール動物園は、1928年にジョホールバルのスルタンであるアルマハム・スルタン・アブ・バカールによって建設されました。

歴史的な動物園と言っても、まず驚くのがその入園料の安さです。その金額なんと大人2RM（約52円）、子供1RM（約26円）。子供料金に関しては、マレーシアの自動販売機のジュース1つ分よりも安いのです。

アンニュイな動物たちがかわいい

お隣のシンガポールにあるシンガポール動物園と比べると、どちらかというとのんびりと過ごせる動物園です。動物たちもマレーシアタイムを楽しむかのように、ゆったりとアンニュイな表情を見せているのが面白いところです。

子供がいるけれど、できるだけ遊ぶお金を節約したいというご家族にはおすすめです。

ジョホールバルとシンガポールを結ぶ国境沿いからも、車であっという間に到着できる立地条件の良さも魅力です。ジョホールバルを訪れた際には、一度は行っておくべき激安動物園なのです。

海峡に臨む「タンジュン・ピアイ・ジョホール国立公園」

ユーラシア大陸最南端に位置するタンジュン・ピアイ・ジョホール国立公園は、ジョホールバルへ来た日本人なら一度は行っておくべき場所です。

公園の入り口にある大きな石碑で記念写真を撮ったら、海へと続く350メートルの木道（木材を敷いた遊歩道）を歩いて進みます。

生き物観察にぴったり

木道からは、日本ではなかなか見ることができないマングローブ林や珍しい南国の鳥を間近に見上げることができます。

特に9月から3月は渡り鳥が多く見られるので、バードウォッチングにもおすすめです。また、運が良ければムツゴロウや猿、リスに遭遇できます。

歴史あるマラッカ海峡を一望する

木道を海へ向かって歩き続けると、マラッカ海峡が一望できる場所へつながっています。

最南端から世界各国までの距離が書かれた看板を目にしてみましょう。13世紀の貿易と戦争の荒波にもまれたマラッカ海峡の歴史的な背景も相まって、何とも言えない壮大な気分に浸ることができます。

タンジュン’・ピアイまでは、ジョホールバルのセントラルからバスに乗車し、1時間半ほどで到着します。

海水浴を楽しみたいなら「デサル・ビーチ」

デサル・ビーチは、ジョホールバルの市内から98キロの北東に位置しています。市内から1時間ほどで到着するので、気軽に遊びに行けるビーチとしてローカルからも人気があります。

昼間はファミリースポット、夕暮れからはデートスポットとして知られています。

無料でビーチを独り占め

天候によっては少々波が高いこともあるため、泳ぐよりも浜辺でのんびりしたい方におすすめです。

市内から離れていることもあり、渋滞を気にすることなく遊びに行けます。さらに公共のビーチスペースであれば、誰でも無料で泳げるのがおすすめのポイントです。

ビーチリゾートで子供とのんびり

デサル・ビーチにはいくつかのリゾートホテルが建設されています。ホテルが所有するプライベートビーチに挟まれるように、公共向けのビーチが広がっています。

浜辺では子供と砂遊びや貝拾いをしたり、バナナボートやパラセーリングを楽しむこともできます。

海辺のレストランではマレー料理をはじめ、中国料理やタイ料理、海鮮などバラエティーあふれる料理が気軽に楽しめます。

季節を問わない「コタ・ティンギのホタル」観賞ツアー

南国のジョホールバルでもホタルが見られるスポットがあるのをご存じですか。場所はジョホールバルの市内から車で北へ1時間半ほどで到着するコタ・ティンギの「Firefly Park」。ボートに乗ってジョホール川の上からホタルを観賞することができます。

コスパもバッチリ大満足

公園への入場料は大人20RM（約520円）、3歳から12歳までの子供は12RM（約312円）と格安で楽しむことができるのも魅力的です。

ライフジャケットを身に着けて、小型ボートに乗って出かけます。ここに生息しているホタルは日本のホタルとは異なる種類で、雨季を除けば年中観賞することができます。観賞時間は1時間です。

おいしい中華料理も楽しめる

ホタル観光ツアーが終わったら、絶品中華料理はいかがですか。ホタル観賞を目的に訪れる観光客をもてなすために、周辺には中華料理店が点在しています。

たっぷり自然を満喫したあとは、地元の中華料理店の味でお腹を満たしましょう。少人数ではもちろん、大人数の場合でも、円卓を出してもらえます。

ツアー申し込みはオンラインでもできる

初めてジョホールバルを訪れるので、気軽にツアーで参加したいという方に朗報です。こちらのホタルツアーは多くの日系旅行会社がツアーを展開しています。

「英語に自信がない」「現地で運転したくない」という日本人にはうってつけです。ジョホールバルでも日系企業の慰安旅行のアクティビティーの一つに加えられていることもあるぐらい人気のツアーです。一度は参加してみる価値あり、です。

まとめ～紫外線と虫刺され予防を忘れずに

ジョホールバルのおすすめスポットへ出向く際は、日焼け止めと虫よけが必須です。日本に比べて紫外線量が約9倍のマレーシアでは、UV対策は必須です。

東南アジアでは蚊を媒介して伝染するデング熱が、1年を通して感染しやすくなっているので注意しましょう。特に日没以降の蚊にさされると感染するので、夕方から出歩く際にはしっかりと肌のケアをしておくことをお忘れなく。

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マレーシア生活・就職HACK編集部

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