ゲンティンハイランドは、高原にあるマレーシア最大の超巨大アミューズメントパークです。
カジノが1番有名ですが、他にも屋内、屋外テーマパーク、ホテル、ゴルフ、プール、アウトレット、スパなどたくさんのエンターテイメントがあり、1日では回りきれない大きさです。
場所はクアラルンプールから車で1時間ほどの標高1,700メートルの高さにあり、年中14〜25度くらいで、涼しくて快適です。
今回はクアラルンプール在住歴2年の筆者が、実際に行ってみた「ゲンティンハイランド」について詳しくご紹介していきます。
※1MYR =約26円
ゲンティンハイランド基礎情報
行き方
空港行きの特急電車やバスの発着地である「KLセントラル駅」の地下に、ゲンティンハイランド行きの直通バス「ゲンティングハイランド・エクスプレスバス」があります。
そこからロープウェイを使って、ゲンティンハイランドがある山の頂上まで10分です。
バス
- 運行時間:毎日 9時半~22時半(15分~1時間間隔で運行)
- 大人料金:ロープウェイとセットで MYR 13.9(約371円)
ロープウェー
- 運行時間:毎日 7時〜深夜0時
- 大人料金:片道 MYR 9(約240円)
営業時間
屋外テーマパーク
- 月 9〜19時
- 火〜金 10〜19時
- 土 8〜22時
- 日 8〜20時
屋内テーマパーク
- 月〜金 9〜24時
- 土 8〜25時
- 日 8〜24時
カジノ
- 24時間営業
アウトレット
- 毎日 10~22時
ゲンティンハイランドのカジノ
世界中からたくさんの観光客が、カジノ目的で訪れます。しかもカジノはひとつだけではなく、実は3つもあります!3つのカジノがどんな特徴があるのか、それぞれご紹介していきます。
Casino De Genting (カジノ・デ・ゲンティン)
テーブルゲームやスロットマシンだけでなく、バーに設置されている大きなスクリーンでは、世界中で行われているスポーツが観戦できます。
テーブルゲームは、バカラ、ポーカー、ブラックジャック、ルーレットがあり、掛け金は最低MYR 5〜(約130円~)なので、初心者の方にも体験しやすいです。
私が初めて訪れた時は、ここのカジノを利用しました。初カジノでしたが最低掛け金が安かったので気軽に楽しめ、時間を忘れていつの間にかテーブルゲームに夢中になってしまいました。
Sky Casino(スカイ・カジノ)
3階建ての超巨大カジノで、内装は重厚感があり、高級感ある大人な雰囲気です。天井には7つの巨大スクリーンがあり、最新技術を搭載した様々なゲームがあります。
ちなみに3階は、Genting Rewards Silver以上のVIPメンバーのみ入場可能。
First World Casino ( ファースト・ワールド・カジノ)
ホテルの1階にカジノがあります。カジノへは直通のため、移動が便利です。カジノだけ目的の方は、このホテルに宿泊するのがおすすめです。
カジノでの注意事項
- 入場は21歳以上
- 男性はタンクトップ、短パン、サンダル、帽子、サングラス、マスク禁止
※短パンは通常のゲームエリアのみOKです。(VIPエリアは禁止)
- パスポート必須
- カメラ禁止
- カジノ内には両替所はありません。ゲンティンハイランド内にはありますが、かなりレートが悪いので、事前に両替した方が良いです。
ゲンティンハイランド屋内テーマパーク
スカイトロポリス・ファンランド
2018年12月にリニューアルオープンした大盛況のエリア。バーチャルリアル体験や4Dシアターなどの最新技術を使ったアトラクションや、子供向けや大人も楽しめる絶叫系など21種類のアトラクションがあります。
しかも屋内なので、天候や日差しを気にせず遊べ、長時間滞在できます。室内はとてもきらびやかで、まるでラスベガスのような雰囲気で、乗り物に乗らなくてもワクワクします。
私のお気に入りは、マイナス3度の世界を体験できるテーマパーク「スノー・ワールド」です。本格的な雪遊びやスケートが楽しめ、常夏のマレーシアに住んでる私は、久しぶりに真冬の寒さを味わえ、時間を忘れて遊べました。
営業時間
- 毎日 10時~22時
料金
- 1回券 平日 MYR 10(約270円)、土日祝 MYR 15(約405円)
- 乗り放題1日券 MYR 60(約1,620円)
- 乗り放題2日券 MYR 78(約2,106円)
ゲンティンハイランド高原リゾートのアウトレット
2017年にオープンしたその名も「ゲンティンハイランド・プレミアム・アウトレット」。
ブランドやお土産屋さん、飲食店を含む150もの店舗があり、地元の方にも大人気のアウトレットです。バーバリー、コーチ、マイケルコース、フルラや有名スポーツブランドなどが安く買えます。
そしてぜひ行って欲しいのが、マレーシアの3大民族「マレー系」「中華系」「インド系」のローカルフードが一度に楽しめるフードコートです。
普通のフードコートではなく、街の中にあるローカル屋台をイメージした建物や雰囲気を再現していて、インスタ映えしそうな場所です。
まとめ〜老若男女楽しめる雲の上のパラダイス〜
ゲンティンハイランドまでは東南アジア最長のロープウェイを使うのですが、雲のなかを駆け上がる時間は、大人でもワクワクします。
ゲンティンハイランドは「雲の上のパラダイス」とも呼ばれていて、地元の方は避暑地として訪れます。夜になると、肌寒いので薄手のジャケットやカーディガンを羽織った方が良いです。
クアラルンプールから1時間ほどの距離なので、クアラルンプール旅行を考えてる方は、ぜひ「雲の上のパラダイス」で思う存分楽しんで下さい!